YATOの絵本

500年のcommon を考えるプロジェクト「YATO」は、「すべて子ども中心」を理念とする『しぜんの国保育園』や東向山簗田寺を取り巻く町田市忠生地域の里山一帯を舞台に、地域について学びながら、500年後に続く人と場の在り方(=common)を考えるアートプロジェクトです。
本書は、YATOで大切にしていることやその活動イメージを、小学生のこどもたちにも思い描いてもらえるように、YATOの活動で生まれたキャラクターや地域リサーチで学んだ年中行事などを絵本にまとめたものです。
こどもから大人まで、「YATOの絵本」を手に取った方が、YATOが目指す「500年続くお祭り」を、一緒につくっていく仲間になってくれることを願っています。

こもれびに集う人と人 谷あいに響く声と声 土地の自然を体に感じ、文化を未来に手渡していく遠い昔から形づくられてきた谷戸の地で、500年続くお祭りが新たにはじまります。

(本書より)
目次

YATO図鑑
YATOの年中行事
YATOのあゆみ

つたえる、うけとる、つたえあう ― interpret 新たなコミュニケーションの在り方をみつけるために ― 

本書は、視覚身体言語と音声書記言語の特性によって変化するコミュニケーション表現や思考について、手話通訳という存在・役割に着目し、「間」に立つものの視点やつたえ方、受け取り方、読み取りの技術を通して「つたえる、つたえあう」について、改めて捉え直そうとするものです。
コミュニケーションについて手話通訳の視点から解きほぐそうとするパートとそれらの内容と連動する「Communication Card 」、手話通訳者・翻訳者による座談会やコラム、筆者・和田夏実がナビゲーターとして携わった「東京プロジェクトスタディ1|共在する身体と思考を巡って─東京で他者と出会うために─」(2020年度)での実践の中で得た気づきなどで構成しています。

※本書は、2020年度「アセンブル4|伝える・わかるを考える Interpret○▲□」の取り組みをもとに制作いたしました。

目次

はじめに
本書の構成
もくじ
わたしの世界
受け取るわたし
関係性の中で
視覚身体言語と音声書記言語を行き来する
それぞれの言語の中でコミュニケーションを発明する
言語と思考のあいだでゆらぐ
東京プロジェクトスタディ1
コラム:イタコに似た仕事
コラム:伝える
おわりに

クリシュナ―そこにいる場所は、通り道

Betweens Passport Initiative(BPI)は、『移民』の若者たちを、異なる文化をつなぐ社会的資源と捉え、アートプロジェクトを通じた若者たちのエンパワメントを目的とするプロジェクト。写真家Gottingham(ゴッティンガム)のコラボレーションによって生まれた本書は、プロジェクト名に掲げられた「Betweens」について改めて考えるツールとして制作されました。

※本事業(BPI)では、多様な国籍・文化を内包し生活する外国人を移民と呼んでいます。
※本書は、東京アートポイント計画「Betweens Passport Initiative」(2016~2018年度)の一環として制作されました。

目次

本書について
はじめに
Betweensの可能性を未来につなげるために 海老原周子
1章 作品
そこにいる場所―クリシュナ Gottingham
通り道―クリシュナ Gottingham
2章 資料
作品解説
映画『subash』あらすじ/登場人物
3章 ストーリー
映画『subash』と私 Avinash Ghale
若者の壁、家族滞在と閉ざされる進路 角田仁
ふつうのにほんじんのはなし 佐藤李青
補章 論考
「一瞬」を呼び込む「儀式」としての写真 井高久美子
後記
Betweensとの出会いの終わりに―編集後記に代えて 坂田太郎

作品リスト/プロフィール/謝辞

つくりかた研究所の問題集

「長島確のつくりかた研究所:だれかのみたゆめ」は、研究員の自治によるユニークかつ多彩な研究活動を通して、既存の方法論ではカバーしきれない「つくりかた」を発明・検証するプロジェクトです。今後のアートプロジェクトに多角的に貢献できる人材を育成することを目指します。
本書は、プロジェクトの三年間の記録や研究員の文章をまとめ、それぞれの研究員たちが〝つくりかた〟を考えるなかで直面した〝問い〟を集めました。

※本書は、東京アートポイント計画「長島確のつくりかた研究所:だれかのみたゆめ」(2013~2015年度)の一環として制作されました。

目次

まえがき
1 アイディア
2 諸問題(理念的な)
3 研究室など
   中野成樹
   つくりかたの共有
   つくりかたの思想史
   客者評判記
   エスノドラマ
   土地の記憶
   東京23区
   うごきかた
   寺山
   川瀬一絵
   環境音楽
   さばきかた
   テレビ
   アーカイブ
   須藤崇規
   経理
   小澤英実
   大川原脩平
   年表
   あとがき
   索引

ぐるぐるミックス コンセプトブック

美術や音楽の専門家やまちの大人たちが、こどもといっしょに「あそび」を生みだす創作教室「ぐるぐるミックス」のコンセプトをまとめた冊子です。プログラムの一例や実施のサイクル、保護者とのコミュニケーションツールなどを収録しています。

※本書は、東京アートポイント計画「ぐるぐるミックス」(2014年度)の一環として制作されました。

目次

ぐるぐるミックスの一日
「ミックス」なあそび場~四つの関わり~
ぐるぐるミックスが大切にしていること
プログラム
プログラム実施のサイクル
保護者の方とのコミュニケーションツール
「あそび」を生み出す場所

戯曲|東京の条件(岸井大輔 東京の条件)

「人間は演じている。職場で学校で道で家庭で、あらゆる場所であらゆる瞬間に」を前提として作品作りを行う劇作家・岸井大輔によるプロジェクトの記録。3年間の活動を「上演」と呼び、そのなかで生まれた手法や知見を「戯曲」の形でまとめました。

※本書は、2013年度、東京アートポイント計画の自主事業として、「東京の条件」(2009~2011年度)3年間の活動記録として制作されました。

目次

はじめに
戯曲|東京の条件
 1幕 製作者の憂鬱 || 作品の計画
 2幕 当事者の限界 || 活動による組織
 3幕 消費社会の境界 || 集団の調査
 4幕 企画者の美学 || いきと仮設技術
 5幕 生産者の条件 || 東京の公共
『戯曲|東京の条件』を読む
所感|岡田利規
演出プラン|篠田千明
『東京の条件』に寄せて|成河
リサイクル・音楽~はい。私が「DJ話芸」の家元です。~|アサダワタル
演劇による『私』の解除|大山顕
ひと・まち育みのコミュニティデザインの方法:「まるテーブル」モデルの提起|延藤安宏
あとがき
解説 戯曲と公共をめぐって|坂倉杏介

としまアートステーションコンセプトブック

アートを生み出すささやかな営み「アートステーション」をまちなかに出現させながら、多様な人々による、地域資源を活用した主体的なアート活動の展開を目指したプロジェクト「としまアートステーション構想」のコンセプトブックです。

※本書は、東京アートポイント計画「としまアートステーション構想」(2010~2016年度)の一環として制作されました。

目次

豊島区の実験
「としまアートステーション構想」とは
アートプロジェクト
アートサポート

アートプロジェクト
アートサポート
シンポジウム

プロポーザル2011|川俣正・東京インプログレス

世界的なメトロポリス都市である東京を、ワークショップ、シンポジウム、トーク等を通して再考するとともに、そのプロセスを、一連のプロジェクトを通じて提示していくプロジェクト「東京インプログレス」。東日本大震災を受け、2011年度のプロジェクトはより広域の視点からプロジェクトを展開。本書では、「住まい方・生き方」テーマにゲストと行ったディスカッションや、被災地やパリでのプロジェクトの構想スケッチなどを収録しています。

※本書は、東京アートポイント計画「川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め」(2009~2013年度)の一環として制作されました。

目次

東京インプログレス2011に向けて 川俣正
東京を考える、語るⅢ 山本理顕×川俣正
plan 東京
plan 岩手
plan パリ

川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め― 《プロポーザル06/2010》

2010年度より東京文化発信プロジェクト「東京アートポイント計画」の一環として企画された「川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め―」のためのプロポーザル(コンセプトブック)。『東京を考える、語る。』 をテーマにゲストと行ったディスカッションや、川俣正が世界で行ってきたプロジェクトの様子などを収録しています。

※本書は、東京アートポイント計画「川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め」(2009~2013年度)の一環として制作されました。

目次

東京インプログレス 川俣正
『東京を考える、語る。 』
 今福 龍太
 吉見 俊哉
 高山 明
 羽藤 英二
 桂 英史
 隈 研吾
ワールドインプログレス
 ナント・アブダビ・アヴィニョン・エッセン

アーティスト・イン・児童館 コンセプトブック[LOOK][READ]

「アーティスト・イン・児童館」は、子どもの遊び場である児童館をアーティストの作品制作のための作業場として活用するプログラムです。『(LOOK)アーティスト・イン・児童館』では、子どもたちの生活とアーティストの制作が出会う活動のイメージ図に始まり、これまで3組のアーティストとともに実践してきたプロジェクトを紹介しています。『アーティスト・イン・児童館(READ)』では、ディレクターによるコンセプト文のほか、教育学、文化政策の観点から見たプログラムの位置づけや機能について書かれたテキストを収録しています。

※本書は、東京アートポイント計画「アーティスト・イン・児童館」(2009~2013年度)の一環として制作されました。

目次(LOOK)

(LOOK)アーティスト・イン・児童館の見方
アーティスト・イン・児童館 活動イメージ
#1 ことばのかたち工房
#2 児童館の新住民史
#3 Let’s Research For Tomorrow
オープン・ミーティング
アーティスト・イン・児童館 実施概要

目次(READ)

アーティスト・イン・児童館(READ)の読み方
子どもの生活×アーティストの制作―<共存―協働>の仕組みをつくる― 臼井隆志
アーティスト・イン・児童館プロジェクトの可能性 苅宿俊文
「アーティスト・イン・児童館」がつくりかえるもの 森司
脚注
後記