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JOURNAL1 東京迂回路研究

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社会における人々の「多様性」(diversity)と「境界」(division)に関する諸問題に対し、フィールド調査とその報告から生まれる対話を通じて、“生き抜くための技法”としての「迂回路」(diversion)の研究を行うプロジェクト。本書は、「迂回路」をめぐる旅路で出会い、対話し、考え、見出したことを表すことを目的に制作した記録集の第1巻です。

もくじ

東京迂回路研究 撮影:齋藤陽道

はじめに

研究デザイン 「迂回路」をさぐる方法―「対話型実践研究」にたどり着くまで 三宅博子、井尻貴子、長津結一郎

事例研究 もやもやフィールドワーク 調査編・報告と対話編
論考01 「境界」とそこにある表現―精神障害と表現をめぐる2つの実践から 長津結一郎
コラム01 精神障害者を巡る個―集団―社会関係のほんのさわり 戸島大樹
論考02 「家族」の多様性と境界―乳児院とLGBTの里親支援の現場から 三宅博子
コラム02 「多様性と境界」、そして「迂回路」―LGBT里親の壁 藤めぐみ
論考03 「場」をめぐる「境界」―2つの居場所から見えるもの 長津結一郎、三宅博子
コラム03 ひとりぼっちたちの居場所 加藤正裕

エッセイ トークシリーズ「迂回路をさぐる」から 井尻貴子

あとがき

巻末資料 「東京迂回路研究」平成26年度実施事業
附録 「東京迂回路会議―多様性と境界をめぐって」録
共有空間の開発―小っちゃな火を囲むプロジェクト、対話工房などから 小山田徹
暴力のあとを共に生きるために―out of frameのささやかな試み 坂上香
場を作る―カプカプの実践を通して 鈴木励滋
ディスカッション 「多様性と境界をめぐって」

クレジット

監修

多様性と境界に関する対話と表現の研究所

執筆

長津結一郎井尻貴子三宅博子

編集

井尻貴子

協力

鈴木裕仁松尾香織若生帆波

撮影(P.1~P.9 )

齋藤陽道

撮影(P.72~P.78) 

冨田了平

装幀

吉村雄大

印刷

株式会社シナノパブリッシングプレス

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