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アートプロジェクトが立ち上がる土壌とは 3つの地域の実践を辿る[平成編]

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部屋のなかに大勢の人が集まって、輪の中心にいる人の話を聞いている様子。みんなピンクや黄色の花を一輪手に持ち、笑いながら耳を傾けている

立川・谷中・六本木で展開されてきたアートプロジェクトを掘り下げる

アートプロジェクトはどのような環境で生まれ、展開していくのでしょうか。東京のなかでも、アートが息づくまち「立川」「谷中」「六本木」。それぞれの特色をもつ3地域で繰り広げられたアートプロジェクトの歴史を軸に、まちなかでのアートの実践について掘り下げます。

全3回のプログラムでは、各地域で活動する実践者たちをナビゲーターに、まちの変遷や時代ごとのアートシーンに精通しているアーティストや研究者らゲストも交えながら、平成の時代に育まれたアートプロジェクトへ迫ります。

立川エリアのナビゲーターは、多摩を中心に地域の住民とアーティストなどの文化が交差するスペースをつくる丸山晶崇(デザイナー)。ゲストの笠原出さん(美術家)に、若手作家が集まった共同スタジオ「スタジオ食堂」などについての話を聞きます。

谷中エリアのナビゲーターは、谷中のフィールドワークから『ぐるぐるヤ→ミ→プロジェクト』を立ち上げた富塚絵美(アートディレクター/パフォーマー)。ゲストの椎原晶子さん(地域プランナー/NPO法人たいとう歴史都市研究会理事長)と五十嵐泰正さん(筑波大学大学院人文社会科学研究科准教授)とともに、谷中エリアとアートの関係性について考えます。

六本木エリアのナビゲーターは、六本木アートナイトの事務局長を務めた高橋信也(森ビル株式会社 顧問)。森美術館をメインに、六本木におけるアートがどのように変化してきたか、森司(アーツカウンシル東京ディレクター)と語ります。

詳細

スケジュール

2月6日(水)19:00〜21:30
第1回 立川エリア

ゲスト:笠原出(美術家)

  • 立川のまちのアートの変遷を辿る
  • 「スタジオ食堂」について(1994〜1998年、2000年)
  • 「ファーレ立川」(1994年〜)と「立川国際芸術祭」(1998〜2002年)を通じたまちづくりとアートについて
  • スタジオ食堂が考えていたアートと社会とは
  • 「媒体」と「場所」、組織と運営について
  • 立川(多摩)のアートとこれから

2月13日(水)19:00〜21:30
第2回 谷中エリア

ゲスト:椎原晶子(地域プランナー/NPO法人たいとう歴史都市研究会理事長)
五十嵐泰正(筑波大学大学院人文社会科学研究科准教授)

  • 谷中界隈のアートの変遷を辿る(谷中を中心に上野あたりまで)
  • 「ぐるぐるヤ→ミ→プロジェクト」の実践を紐解く
  • 谷中エリアのアートを支える土壌とは

2月19日(水)19:00〜21:30
第3回 六本木エリア

  • 六本木のまちの変遷を、アートシーンを軸に辿る
  • 「六本木アートナイト」について(2009年〜)
  • まちなかのアートの実践について

会場

ROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14-302 [3331 Arts Chiyoda 3F])

参加費

各回1,500円/全3回通し受講4,000円

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