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アートプロジェクトの現場から外国ルーツの若者の支援について考える

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机を囲んで立ちながら、外国ルーツの若者たちが話し合っている様子

Betweens Passport Initiative(BPI)活動風景 撮影:高岡弘

これから求められる外国ルーツの若者に対する支援や仕組みづくりを考える

日本では、多くの在留外国人や外国にルーツをもつ人々が生活しています。なかでも親に連れられて日本にやってきた若者たちが、コミュニティや縁から切り離されずに学んだり、居場所をもったりするには、どうしたらいいでしょうか。

ナビゲーターは、高校生の中退予防やキャリア支援など、外国ルーツの若者たちの可能性を広げるために多角的な活動を行ってきた海老原周子(一般社団法人kuriya代表、通訳)です。その活動は、ワークショップなどだけでなく、定時制高校の設立や、かれらの生きた声を国に届けるための政策提言へとフェーズを変えています。

今回は、kuriyaと縁の深い4名のゲストの活動を紹介しながら、外国ルーツの若者を取り巻く現状や課題を紐解きます。ゲストは、三富章恵さん(NPO法人アーツセンターあきた 事務局長)、香港アートセンターで移民の若者対象の映像ワークショップをソーシャルワーカーとともに行っているTo Yee-lok Tobeさん(マネージャー)、kuriyaユーススタッフのAvinash Ghaleさん(デザイナー/プログラマー)、Okui Lalaさん(ヴィジュアルアーティスト/カルチャーワーカー)です。

また、これまでの活動をまとめた著作『外国ルーツの若者と歩んだ10年』(アーツカウンシル東京、2020年)を参照しながら、これからの社会で必要とされる支援や活動のあり方と、アートプロジェクトの可能性や限界について探ります。

詳細

スケジュール

11月26日(金)20:00〜21:30
第1回 アートプロジェクトの現場から見えてきた状況と課題

ゲスト:三富章恵(NPO法人アーツセンターあきた 事務局長)

  • 多文化共生を目指したアートプロジェクトの実践について
  • アートプロジェクトを通して見えてきた課題やさまざまな障壁

12月10日(金)20:00〜21:30
第2回 アートプロジェクトの可能性とその限界

ゲスト:To Yee-lok Tobe(マネージャー)

  • アートプロジェクトの現場で直面した課題とどのように向き合い、動いてきたのか
  • 香港アートセンターの取り組みから得た課題解決へのヒント

12月24日(金)20:00〜21:30
第3回 社会包摂の学びの場~担い手を育てる~

ゲスト: Avinash Ghale(デザイナー/プログラマー)

  • 当事者にとって何が必要とされているのか(アートは必要なのか?)
  • アートプロジェクトの経験を通して得たこと
  • 外国ルーツの若者たちのための活動において、今後求められる担い手

1月28日(金)20:00〜21:30
第4回 アーティストとともにつくる

ゲスト:Okui Lala(ヴィジュアルアーティスト/カルチャーワーカー)

  • アーティストとともに展開したアートプロジェクト
  • 外国ルーツの若者たちとの活動における、アーティストのかかわり方について

2月25日(金)20:00〜21:30
第5回 政策提言からアートプロジェクトの現場へ

  • 現場から見えてきた課題と制度的な壁
  • 政策提言の取り組み
  • アートプロジェクトだからできること
  • これまでの対話を振り返りつつ、これから求められる活動、アプローチ、仕組みづくりを考える
    ※第2〜4回は、英語で実施し、日本語字幕付き動画(約90分)を配信

参加費

一般 5,000円/学生3,500円

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