今年度で卒業する3団体の「はじまりの目標と現在地」、その門出から学ぶ
執筆者 : 遠藤ジョバンニ
2024.03.25
撮影:加藤甫
アートプロジェクトは、企画や広報、経理などを担当する事務局の人々によって支えられています。しかし現場は人手が不足しており、時間がないなかでやり方を模索し、それぞれが悩みを抱えながら活動している現状があります。
そこで、2019年度から同じような悩みを抱える「東京アートポイント計画」に参加する団体が集まり、「事務局による事務局のためのジムのような勉強会(通称:ジムジム会)」をひらき、広報やウェブサイト制作などの実務的な課題について共有してきました。
2023年度は、東京アートポイント計画の8つのプロジェクトが集まり課題や展望を確認するとともに、お互いの企画や拠点を視察し合うことによって新たな知見の共有、自らのプロジェクトへの応用を目指します。また、地域で活動をひらくための「拠点」に着目し、そのつくり方や運営方法、役割について主宰メンバーが対談する映像を制作。ジムジム会の教材にするとともに、一般公開も予定しています。
「拠点」のつくり方や運営について語る対談動画をYouTube チャンネルにて公開