受付終了
大小を問わず、日々感じる不具合や不自由を、あるいは喜びを支えているものが何なのか?
それがどのようにして立ち上がっているのか?
それぞれの方法で解きほぐし、理解してみようと試みます。
ゲストアーティスト3名の表現の現場に触れながら、あるいは共に、参加者自らが制作と表現を行います。ただし、「アーティスト」になることや「作品」づくりを行うこと、ある「方法」を教えることが目的ではありません。かつて宮本常一が「あるく みる きく」(※)で展開したように、出来事や状況を安易に価値化せず、ひとが世界と向き合うそのひと自身の目を失わないように、考え、やってみて、また考えてみる。身体全体をつかい、潜在する見えにくいものを丁寧に感知する。その手法を丁寧に考える。停滞することを厭わず、何であれ一つ知り得たことが次の動きの標(しるべ)となるように、一人一人がじっくりと立ち止まって考え、やってみる。その過程を経験する場をつくり、表現の礎が日々の沢山の気づきであることを自ら学ぶことを目指します。
※ 『あるくみるきく』は民俗学者の宮本常一が主宰した近畿日本ツーリスト株式会社・日本観光文化研究所が1967年から1988年まで発行していた月刊誌。
基本情報
- 対象
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-3名のゲストアーティストと直接対話しながら、自分自身の表現や造形、リサーチなどを深めたいひと。
-アーティストの制作過程に触れることで表現や企画の種を育みたいひと。
※これまでの経験や技術は、とくに問いません。これまで造形や表現に関わったことのない方も歓迎します。
※幅広い年齢層の方をお待ちしております。
- 定員
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10名程度
- 会場
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小金井アートスポット シャトー2F(東京都小金井市本町6-5-3 シャトー小金井2階)ほか
- 活動予定日
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[初回活動日]
9月16日(日)[活動日]
10月6日(土)、10月27日(土)、11月17日(土)、12月22日(土)
その他の日程は決まり次第、順次公開いたします。月2回程度の実施を予定しています。※9月24日(月祝)に、スタディ1~5のナビゲーターや参加者が集まって交流する合同会を開催します。ぜひご参加ください。
- 進め方
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-ゲストアーティストはスタディ期間を通してリサーチや制作を行います。
-ゲストのリサーチや制作に直接触れるワークショップを月1~2回程度行います。リサーチの考え方、対象や主題の捉え方、アプローチの仕方を参照し、参加者自らのリサーチや制作に反映していきます。
-制作やリサーチをささえる身体について考えるワークショップを行います。
-ゲストアーティストや他の参加者とワークショップの場やチューターを中心としたミーティングの機会で自身のリサーチや制作の進捗を共有し、助言を得て、それぞれの制作・リサーチの場に戻っていきます。この動きを繰り返し、年度末にはその時点での状況を共有する場を設けます(展示、もしくは活動紹介を予定)。
※ゲストの作品や制作について事前に知っておくと進捗が速いと思います。
※会場のシャトー2Fに情報を集積させたライブラリーやスタジオ機能を設けます(スタジオ利用は応相談)。
- 参加費
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一般30,000円/学生20,000円
※制作やリサーチにかかる費用は別途実費となります。
- 申込方法
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申込受付は終了いたしました。
ナビゲーター
チューター
スタディマネージャー
申込〆切・選考スケジュール
- 8月4日(土)13:00~15:00
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説明会
- 8月26日(日)
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申込〆切
- 8月27日(月)~9月2日(日)
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書類選考
※書類選考後にスカイプ・お電話にてご連絡させていただく場合があります。
- 9月3日(月)頃
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結果通知
個別相談会
「東京プロジェクトスタディ」に関する相談を随時受け付けています。どのスタディに申し込もうか迷っている、スタディの内容を詳しく知りたいなど、ぜひご相談ください。
相談希望の方は、tarl@artscouncil-tokyo.jp宛に【希望日時(第一希望、第二希望)・希望するスタディ・相談内容・所属・連絡先】をご連絡ください。
日時:平日10時~17時
会場:アーツカウンシル東京 市ヶ谷オフィス
(東京都千代田区九段北4丁目1-28九段ファーストプレイス8階)
※スタディへのお申し込みにあたり、個別相談は必須ではありません。
※アーツカウンシル東京へのアクセスはこちらのURLをご確認ください。
説明会開催レポート
- 主催
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アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
- お問い合わせ
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アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)
事業推進室事業調整課事業調整係 TARL事務局
TEL:03-6256-8435(平日10:00〜18:00)
E-mail:tarl@artscouncil-tokyo.jp
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