川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め ドキュメント2010
世界的なメトロポリス都市である東京を、ワークショップ、シンポジウム、トーク等を通して再考するとともに、そのプロセスを、一連のプロジェクトを通じて提示していくプロジェクト「東京インプログレス」。2010年は、都立汐入公園に佇む「汐入タワー」の建設と塔にまつわるワークショップを展開。タワー建設前に行った小学生とのワークショップでは手のひらサイズの塔や、塔の絵本を制作し、まだ見ぬ塔を思い描きました。またタワー建設にはアートコンストラクター講習会で技術を習得した参加者をはじめ、地域の方々の協力を得て工事は行われました。
東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、一般社団法人CIAN、川俣正、森…
2011.12.01
Scramble Crossing of Art 渋谷芸術祭関連事業「明日の神話」プロジェクト
東日本大震災後、「明日を創造する力」を被災者へ伝えるため、多くのアーティストやクリエイターが被災地を訪れています。「明日の神話」プロジェクトは、それら震災復興のためのアートアクションをクロスするプラットフォームをウェブ上に創出し、アートによる復興支援活動を一層大きな力とするとともに、人と人とがクロスする場である渋谷駅周辺にて、アートによる震災復興支援活動を広く発信することを狙いとしたプロジェクトです。
ワークショップや、アーティストの日比野克彦によって行われた、市民や子供たちととともに「地震・津波・原発事故にも負けない人間の尊厳」をテーマにしたパフォーマンスが生まれるプロセスなどを記録しています。
日比野克彦、日比野克彦、井口典夫、大谷郁、石川美緒、池田淳、岩澤夏帆、柏田颯希、杉本将一、深見祐歩…
2012.03.31
ひののんフィクション2011ドキュメント
「ひののんフィクション」は、東京の郊外都市「日野」を舞台に展開されるアートプロジェクトです。2011年度は、日野市の市民団体やNPO団体の活動の場として利用されていた旧蚕糸試験場であり、平成24年3月をもって「公園」になることが決まった仲田公園を、4組のアーティストがそれぞれ異なる視点から捉え、森が公園に“かわる”ことで生まれる様々な可能性、公園の新しい利用法を模索・提案しました。
渡邊博朗、長田謙一、山口祥平、島田真衣、佐伯直俊、藤浪里佳、村田萌菜、櫻井駿介、千原凌也、山本めぐ…
2012.03.31
MIYAGI REPORT 2011-2012 10のプロジェクトとシンポジウム
東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業(Art Support Tohoku-Tokyo)の一環として、宮城県ではえずこ芸術のまち創造実行委員会が事務局となり、沿岸部を中心に、アイデンティティの再生とコミュニティの再構築へ向けた10 のプロジェクトを実施しました。年度の終わりの3月にはシンポジウムも開催しました。本レポートはこれらの取り組みの記録としてまとめられました。
えずこ芸術のまち創造実行委員会
2012.03.31
福島大風呂敷/FUKUSHIMA!O-FUROSHIKI DOCUMENT
2011年8月15日に福島市で開催された「8.15世界同時多発フェスティバルFUKUSHIMA!」。その一環として「福島大風呂敷」は多くの人々の手によって、全国から膨大な布地を集め、縫い合わせ、会場に大風呂敷を敷き詰めました。本ドキュメントでは、そのプロセスを紹介しています。
甲高美徳、中崎透、アサノコウタ、坂口千秋、中野詩、野田茂則、椎木静寧、鉾井喬、寺門陽平、甲高美徳、…
2011.04.30
川俣正・東京インプログレス―隅田川からの眺め 塔ってことないよ。2010
世界的なメトロポリス都市である東京を、ワークショップ、シンポジウム、トーク等を通して再考するとともに、そのプロセスを、一連のプロジェクトを通じて提示していくプロジェクト。プロジェクトの実施拠点を隅田川エリアに設置し、木造の塔を構築します。2010年のプロジェクトはワークショップを中心に展開されました。その様子を記録したポスター型のドキュメントです。
2011.04.30
「現代アートの記録と記憶」プロジェクト 活動の記録 2011
1995年から2000年にかけて、東京・青山を主な舞台として開催された、地域型のアートプロジェクト「Morphe(モルフェ)」の関連資料公開に向けておこなった1年間の作業のドキュメンテーション。
NPO法人アート&ソサイエティ研究センター
2012.03.01
アートプロジェクトを評価するために2 ―評価のケーススタディと分析―
アートプロジェクトの評価に関わる視点を提供するゲストレクチャーの記録と研究会メンバーによる論考を収録したドキュメントブックです。
佐藤李青、石田佑佳、古山菜摘
2012.03.01
ひののんフィクション2010 ドキュメント
「ひののんフィクション」は、「東京アートポイント計画」の一環として行われた、首都大学東京インダストリアルアートコースのアート&デザイン社会システムコアと日野市(行政)および市民団体による実行委員会により、日野市内にある自然体験広場を拠点に展開されたアートプロジェクト。2010年は「プロジェクト・プレゼンテーション」と題して、4組のアーティストが地域の団体とそれぞれ連携し、プロジェクトの成果や活動記録を展示しました。
長田謙一、山口祥平、青木彬、青木彬、三枝斎、津村大樹、水谷朋代、蓮沼昌宏、嘉茂暁人、西村洋恵、太田…
2011.03.31
墨東大学の挑戦 メタファーとしての大学
「墨東大学(ぼくとうだいがく)」は、まちや地域コミュニティとの関わり方を〈大学〉というメタファーで理解し、日常生活や社会関係のあり方について考えるための仕組みです。墨東エリアを、人びとが集いのびやかに語らう〈学びの場〉として設計・演出し、コミュニケーションの誘発を試みるプロジェクトを展開しました。その1年目の記録です。
加藤文俊、岡部大介、木村健世、墨東大学出版会、香川文、中島和成、シュービ印刷
2011.03.31
アーティスト・イン・児童館 北澤潤プロジェクト 児童館の新住民史手記を辿る
子どもたちの日常的な遊び場である児童館にアーティストを招聘し、創作・表現のための「作業場」として活用してもらうプログラム「アーティスト・イン・児童館」の一環で行われた「児童館の新住民史」。アーティストの北澤潤らが「新住民」として児童館へ入り込み、日々その日常を記録しました。本書は、その手記の記録です。
東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、アーティスト・イン・児童館実…
2010.10.01
アーティスト・イン・児童館 西尾美也プロジェクト ことばのかたち工房 制作記録集2008-2009
現代美術家・西尾美也によって『アーティスト・イン・児童館』で行われた「ことばのかたち工房」の記録集です。
東京都、東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、アーティスト・イン・児童館実…
2010.06.04
墨東文庫 墨東ストーリィズ解説目録
「墨東(ぼくとう)エリア」のまちなかを舞台として開催された「墨東まち見世2010」にて、アーティストの木村健世が行った市街地アートプロジェクト「『墨東文庫』プロジェクト」。まちに散りばめられた25の物語をピックアップし、その物語の集合体を「文庫」としてまとめました。
木村健世
2010.11.03
墨東まち見世2009 活動報告書
「墨東まち見世2009」は、隅田川・荒川・北十間川によって囲まれた墨田区の北半分を占める地域「墨東(ぼくとう)エリア」のまちなかを舞台として開催されたアートプロジェクト。従来から地域でまちづくりやアートのプログラムに取り組んできたNPO法人向島学会と東京文化発信プロジェクト室(財団法人東京都歴史文化財団)が主体となり、「東京アートポイント計画」の一環として100日間展開されました。プロジェクトでは、これらの地域資源や状況変化に着目しながら「まちが遊ぶ100日間。」をキーワードとして様々なアーティストが活動を展開。またまち歩きツアーのプログラムや活動について振り返るトークイベントなど、地域の魅力を生かしたプログラムを実施。その後も地域住民やアーティストが主体となり、継続して様々な活動が展開されています。
東京都、東京文化発信プロジェクト室(財団法人東京都歴史文化財団)、特定非営利活動法人向島学会、橋本…
2010.06.04
東京を考える、語るⅡ
美術家・川俣正監修による、東京の現状と可能性を考えるトークシリーズのドキュメントブック。
ひののんフィクション記録集 Hinononfiction/document
首都大学東京インダストリアルアートコースのアート&デザイン社会システムコアが中心となって、東京文化発信プロジェクト事業「学生とアーティストによるアート交流プログラム」の一環として、日野市内にある自然体験広場を拠点に展開したアートプログラム。3組のアーティストが場所を読み解き、ワークショップや作品を展開しました。
長田謙一、山口祥平、太田泰友、熊澤修、藤浪里佳、佐伯直俊、太田泰友、松宮早紀、水谷朋代、西村洋恵、…
2010.03.31
「学生とアーティストによるアート交流プログラム」パイロット事業 報告書 OPEN THEATRE MUSEUM
「OPEN THEATRE MUSEUM」は、「学生とアーティストによるアート交流プログラム」のパイロット事業の一環として行われたプロジェクトです。東京芸術劇場が、野田秀樹芸術監督就任記念プログラムとして同劇場のアトリウム前広場にアーティスト・日比野克彦の作品である[But-a-l]というヒノキの舞台を設置し、約3か月間、公演やパフォーマンスを行いました。[But-a-l]とは、およそ2800本もの尾鷲ヒノキの間伐材で組み上げられた、客席と舞台が一体となっている劇場型空間作品です。学生たちは、発表だけでなく稽古場やワークショップの場としても[But-a-l]を使用し、池袋西口を行き交う多くの通行人に見守られながら、自分たちの表現を模索しました。この記録集では、その公演期間中の写真記録とともに、各団体の紹介・感想も掲載しています。
日比野克彦、田畑亜友美、西田英一、竹田太志、竹内裕二、喜多直人、金沢21世紀美術館、本プログラムに参…
2010.03.31
LOBBY―はじまりの場を創る
墨東エリアで開催されたアートプロジェクト『墨東まち見世2009』において展開された『墨東まち見世ロビー』は、劇作家の岸井大輔が、京島のキラキラ橘商店街にある店舗を借りて住みこみ、まち見世会期の100日間ノンストップで運営した場です。まち見世プロジェクト全体の案内所の役割を果たしながら、アーティスト、来場者、地域の人々を巻き込むことで、会期の終了後も自主的な活動が展開される場となるようあらかじめ目指されていました。岸井によれば、これは『東京の条件』と名付けられた連作のWORK1であり、上映時間100日間の演劇です。この本では、ロビーに関わる多様な人物と岸井がロビーを振り返り、そのコミュニケーションをなるべくそのまま再現し、ロビーの100日間が何であったかを検証する、ロビーの批評的記録です。
東京都、東京文化発信プロジェクト室、一般社団法人プレイワークス、岸井大輔、伊東沙保、内田聖良、栗原…
2010.03.31
谷中放談~アートのお仕事~記録集
1997年にスタートした<アートリンク 上野ー谷中>に関わるキュレーターやデザイナー、ギャラリー運営者などをゲストとして招いたトークシリーズ。ゲストと聞き手そして観客が膝をつきあわせて気軽に話ができる場にしたいと、タイトルは「谷中放談」と名づけられ、会場にはゲストに所縁のある場所や谷中に残る古い町屋が選ばれました。聞き手は、アートリンク立ち上げ当初からゲストをよく知る実行委員会が担当しました。本記録集は、当日のトークのなかから一部分を抜粋するかたちでまとめています。
<アートリンク 上野ー谷中>実行委員会、谷中のおかって、笠原由宇、熊井千代子、坂元暁美、津布久静緒…
2010.02.28
WHAT AM I DOING HERE? 5Paths:Workshops and Talks|何を/私は/ここで? ワークショップとトーク 5つの小径
2009年12月から2010年2月にかけて、土地をめぐる言葉/東京を見つめる/場所の知覚/身体知覚/「私」と「世界」のつながり、という5つの主題を設定し、それぞれについてワークショップとトークを行いました。アーティストの視点を共有し学ぶことによって、旅をするように東京を歩きたい。そんな希望をこめた全5回の活動の様子の記録集です。参加者は、詩を書く、写真を撮る、測量する、身体を使う、私を探る、という主題にとりくみ、未知の「方法」を学び経験しました。
東京都、東京文化発信プロジェクト室(財団法人東京都歴史文化財団)、明治大学、明治大学大学院 新領域創…
2010.03.25
LIFE ON BOARD TOKYO 09-10 水辺をひらく アートでひらく~都市の新たな水上経験~トークイベント記録集
「都市に新たな水上経験を」をモットーに、都市の水辺を楽しくしようと活動しているBOAT PEOPLE Association(BPA)と東京文化発信プロジェクト室が共催したトークイベントの記録集です。世界各地の水辺を使ったアートプロジェクトの先行事例や東京の水辺の現在を紹介し、アートを通じて東京の水辺を活性化し、楽しめるアートプロジェクトの可能性を、アーティストと共に考えました。
東京都、東京文化発信プロジェクト室(財団法人東京都歴史文化財団)、一般社団法人BOAT PEOPLE Associati…
2010.03.22
土方巽 「病める舞姫」を秋田弁で朗読する
舞踏家・土方巽が故郷・秋田で過ごした少年時代の記憶を綴った『病める舞姫』を、舞台経験のない学生とプロの役者たちとが秋田弁で朗読し、上演した試みの記録集。朗読テキストの抜粋や、この試みについての考察、参加者の声などをまとめました。
森下隆、慶應義塾大学アート・センター、大谷理奈、近藤綾美、森下隆、本間友、梅本朱理、大谷理奈、窪村…
2010.03.09
video exchange program who you know? Who knows you?
video exchange programは、国ごとに、ある国について討議するという形式を積み重ねていく実践型のアートプログラムです。一見するとそれは、国ごとの相互理解を目標にしているようでもありますが、国という単位には特別な意味はなく、本質的には他者理解を問題にしています。本カタログはvideo exchange program “who you know? who knows you?”(誰を知ってるの? 誰に知られているの?)の展覧会カタログとして制作され、各地でのディスカッションの様子や展覧会風景を収録しています。
WYK=WKY実行委員会、特定非営利活動法人art&river bank、杉田敦、秋山友佳、杉本崇、リンダ・デニス、仁科…
2010.02.28
地にふれ今を描く Insideout/TokyoProject vol.1
Insideout Project(インサイドアウト・プロジェクト)は、クリエイティブな活動を日本全国から紹介し、活動を結び、そこから生まれる新しい価値感やアイディアを共有するプロジェクトです。本冊子では、全国9地域で行われている活動を実際に訪れて行ったインタビューなどを収録しています。
2010.03.31