プレイパーク・パーティーを考える日(基礎プログラム3[対話編]実践プログラム)ご紹介
BACK「思考と技術と対話の学校」基礎プログラム3[対話編]の実践プログラムとして12月23日に開催する、「プレイパーク・パーティーを考える日」の内容をご紹介します。
基礎プログラム3およびイベント概要については以下の紹介記事もご参考ください。
プレイパーク・パーティーを考える日(基礎プログラム3[対話編]実践プログラム)開催!
8月末まで上野恩賜公園内にあった「上野こども遊園地」の閉園をふまえつつ、架空のアートプロジェクト「プレイパーク・パーティー」を想像するこのイベント。当日は、上野こども遊園地で実際に使用されていた看板や、遊具の一部などのオブジェ、テントなどを用い、空間を作り上げます。
また、上野こども遊園地に関する資料展示を行います。
・上野こども遊園地 関連年表
・閉園前や閉園後の写真、映像
・「空飛ぶぞうさん」の図面、遊具を支えていた大きな専用ネジなど部品の一部
当日予定されているプレゼンテーションやアートミーティングへご参加いただける方にはもちろん、時間が限られる方には展示だけでもご覧いただけるように計画中です。
空間と展示を一緒に作りあげてくださるのは、アーティストの滝沢達史さんとNadegata Instant Partyの中崎透さん。受講生と対話を重ねながら、この準備の間に解体されていった遊園地で感じとった空気を伝えられるようなものを目指しています。
\上野こども遊園地って?/
今回のプロジェクトを考える大きなきっかけとなった「上野こども遊園地」。上野公園内の上野動物園表門付近にあります。
乗り物も1回100円からとリーズナブルで、休日には多くの親子でにぎわっていました。
この遊園地は、戦後直後に「こどもたちに夢を」という思いで西村鷹之丞さんが開園。孫の西村眞一さんが思いを受け継ぎ、世代を越えて多くの親子に愛される遊園地となりました。それは、運営されている西村さんが、これまでずっと遊具の手入れや掃除をご自身の手で大切になさってきたからだと思います。
先日8月31日、70年間の役割を終え「上野こども遊園地」は閉園しました。現在は解体工事が進んでおり、名残惜しそうな家族づれの姿が時々見られます。
(受講生による紹介文より引用)
プレイパーク・パーティーを考える日
日時│2016年12月23日(金・祝)13:30〜16:30(13:00開場)
参加アーティスト│滝沢達史、Nadegata Instant Party ※企画協力
会場│3331 Arts Chiyoda アーツカウンシル東京 ROOM302(東京都千代田区外神田6丁目11-14)
参加費│無料
予約方法│件名を「プレイパーク・パーティー」とし、氏名(ふりがな)、ご連絡先(メール・電話番号)、参加人数をご記入の上、basics3.info@gmail.comまでメールでお申込みください。
タイムスケジュール
13:00 開場
13:30 開演、イントロダクション(これまでの活動紹介、上野こども遊園地のご紹介)
14:00 映像作品『東京ばれ』予告編上映
14:10 プレゼンテーション アーティスト:滝沢達史(プレイパークパーティのアイデア発表)
14:50 休憩
15:00 アートミーティング(プレイパーク・パーティーを実現させるには?参加者のみなさんを交えてアイデアを深めていきます。登壇者:森司、滝沢達史、中崎透、+basics3メンバーほか、ファシリテーター:橋本誠)
16:30 ご挨拶
16:40 終了
最新情報はfacebookページにてご確認ください。
http://www.facebook.com/playparkparty/
※個人情報は厳重に管理し、本事業の運営およびご案内のみに使用します。
※内容は変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
※本プログラムは、「思考と技術と対話の学校 基礎プログラム3[対話編]」の授業の一環として、受講生が主体となって、企画・運営を実施する実践プログラムです。
アーティストプロフィール
滝沢達史(美術家)
1972年生まれ。多摩美術大学油画専攻卒業。東京都知的障害養護学校にて美術教育に従事したのち退職。2009年、幼少期を過ごした津南町にて越後妻有トリエンナーレに参加。以後国内のアートプロジェクトにて多数作品を発表。場の背景を主題とし、様々な表現手法で作品を展開している。直近の活動として、不登校の子どもたちとの協働による作品展示(表現の森/アーツ前橋)や、椅子を背負って霊山に登り土間に埋める行為(福島県喜多方市)、島の遺物を収め続ける博物館「粟島研究所」(瀬戸内国際芸術祭)など、多岐にわたる表現活動を行っている。
Nadegata Instant Party(中崎透+山城大督+野田智子)
美術家の中崎透と山城大督、アートマネージャーの野田智子ら3人によるアーティスト・ユニット。地域コミュニティにコミットし、その場所において最適な「口実」を立ち上げることから作品制作を始める。多くの参加者を巻き込みながら、ひとつの出来事を「現実」としてつくりあげていく。
TARL基礎プログラム3[対話編]では、企画協力として受講生による企画立案、フィールドワーク等に対しアーティストの視点から関わり、対話を重ねている。
お問い合わせ
+basics3事務局(一般社団法人ノマドプロダクション TARL事務局内)
Mail:basics3.info@gmail.com
Tel:080-3171-9724
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