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「ディスカッション3|遠さと近さのあいだで」ゲスト紹介

2018.11.28 レポート
堀内奈穂子さんがタイのチェンマイで企画した「Shuffling Spaces」展の画像

ディスカッション3|遠さと近さのあいだで アジアで移動、接続、越境すること

ゲスト:居原田遥 (インディペンデントキュレーター/コーディネーター)、堀内奈穂子 (NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]キュレーター)

「ディスカッション」は、これからの実践を立ち上げるための新たな視座を獲得する対話シリーズです。

12月5日(水)の「ディスカッション3」は、「アジアで移動、接続、越境すること」をテーマに開催します。
ゲストには、実際にアジア各国の現場でプロジェクトに取り組んできた居原田遥さんと、アジアのアーティストやキュレーターを日本に招くプログラムなどに関わってきた堀内奈穂子さんという、二人のキュレーターをお招きします。

「ディスカッション3」の詳細はこちら


居原田遥(インディペンデントキュレーター/コーディネーター)

沖縄やアジア圏をフィールドとして、オルタナティブカルチャーやアクティビズムを軸にプロジェクトや展覧会を実施してきた居原田さん。ドキュメンタリー映画『BOOK STORE-移住篇-』の上映会をアジア諸国のオルタナティブスペースで行っていく「寄り道キャラバン」(2015)のコーディネーターを務めたり、最近はバンコクで開催されたアートフェスティバル「Bangkok Biennial」に『Barrak: survives』Pavilionのディレクターとして参加したり、国内外で軽やかにネットワークを形成しながら活躍されています。

アジアのアーティスト・アクティビストのネットワークについての実感や、アーティストらが制作し/発表し/活動していくにあたって向き合っている課題など、文字通り様々な場所で活動を行われてきたなかで居原田さんが見えているものについてお聞きしていきます。

※参考リンク
『Barrak: survives』Pavilion(Bangkok Biennial 2018)

《BARRAK:survibes》 展示風景 - Bangkok Biennial 2018

堀内奈穂子 (NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]キュレーター)

堀内さんは、NPO法人AITのキュレーターとして、展覧会や教育プログラムの企画の他、アーティスト・イン・レジデンスプログラムの企画運営にも関わっています。また、AIT以外にも、アーカスプロジェクト(茨城県守谷市)のゲスト・キュレーターを務めたり、国際交流基金が主催したタイと日本のアーティストによるグループ展「Shuffling Space」展(タイ、2015年) のキュレーターを務めるなど、アーティストと場所をつなぎ、サポートするような活動をされてきました。
現在は、そうした学びや移動の経験で培ったネットワークを活用しながら、AITの新たなプログラムとして、社会的養護下など、複雑な環境下にある子供たちとアーティストをつなぐ「dear Me」という学びのプロジェクトを開始。今後は、dear Meプログラムにおける実験的な学びのプロセスなどの関心から、東南アジアでの事例としては、特にインドネシアのアーティストグループ「ルアンルパ」のプロジェクト等に注目し、協働の可能性も模索しているそうです。

アーティストから気づかされた、日本や招聘アーティストの国々におけるアーティストのネットワークや活動のあり方、“学び”を通してアートと社会をつないでいこうとする動きなどについてお聞きしていきたいと思います。

※参考リンク
NPO法人アーツイニシアティヴトウキョウ[AIT/エイト]
「dear Me」
「Shuffling Space」

オランダの精神科医療施設でプログラムを行う「Fifth Season」のディレクターを招いての子供向けのワークショップの様子 撮影:越間有紀子

今回のモデレーターは、アーツカウンシル東京プログラムオフィサーの岡野恵未子が務めます。
「越境」するからこそ、「越境」した人を迎えるからこそ、ネットワークやコミュニティに「接続」するからこそ、「移動」しているからこそ…、見えてくるものとは何なのか。お二人のキュレーターにお聞きしていきます。

ぜひご参加ください。

申込・詳細はこちら

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