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「東京プロジェクトスタディ」7つの特徴

2018.08.24 レポート

アートプロジェクトをつくる筋力を鍛える「東京プロジェクトスタディ」。
“東京で何かを「つくる」としたら”という投げかけのもと、5組のナビゲーターが、参加者と共にチームをつくり、リサーチ等を積み重ね、それぞれが設定するテーマと深く向き合っていきます。
活動日以外の情報があまり出ていないやや謎めいたスタディ…。7つの切り口からご紹介します!

1.スタディのやり方・内容は、つくりながら展開します

設定されているのは5つのテーマと初動のみ。
つまり、どんな展開が待っているのかは、ナビゲーターと参加者次第。
テーマにそって、進め方や手法を模索しながら、勉強、調査、研究、試作に取り組みます。
決められたカリキュラムをこなしていく、という動き方はしません。

2.企画や作品など「かたち」にすることを必須とはしません

プロジェクトが「かたち」になる前の「種」を考えるスキルを養います。

3.新しいことを生み出す身体感覚を身につけます

何かをつくり出すとき、思い通りにいかなかったり、または、予期せぬ出会いによって動きだしたりすることが多々あります。そのときどきの状況に応答しながら柔軟に進めていくスキルが必要です。
合理的でわかりやすいことに慣れている場合、ついつい答えを急いだり、従来のやり方に流されてしまったりします。新しいことをやる、と頭で理解していても身体がついていきません。スタディでは、わからなさ、複雑さ、そしてときに遠回りすることも大事にしながら、予定調和に陥らない動き方を経験します。

4.「つくる時間」をつくるスキルを身につけます。
  -100時間でプロジェクトはつくれるか?-

活動をしていると、目の前のことに追われ、かなり意識的に時間をつくらないと、新たなプロジェクトの準備に着手しづらかったりします。現在進行中の活動の傍らで、次の何かを仕込むとしたら、どのくらいの時間を想定すると現実的なのか。本スタディでは、延べ100時間という設定をしてみました。「つくる時間」を意識しながらプロジェクトを進めるスキルを養います。

5.つくるコミュニティを形成します

スタディのテーマを通して、ナビゲーターや参加者、ゲストなど、多様な背景や考えをもつ人と出会い、ネットワークを形成します。スタディごとの活動に加え、9月と2月に全スタディが集合する交流会や報告会も行います。

6.テーマを追求するための環境を用意しています

3331 Arts Chiyoda 3FのROOM302(東京都千代田区外神田6-11-14-302)を、自主活動スペースとして開放します。※要予約
勉強、リサーチ、ミーティングやグループワークの場としての利用や、アートプロジェクト関係の資料を閲覧するなど自由にご活用いただけます。

7.こんな人におすすめです

-プロジェクトを新たに始めたいと思っている人
-チームでプロジェクトに取り組みたいと思っている人
-アートプロジェクトの経験があり課題に直面している人
-改めてご自身の活動と向き合ったり、今後の活動のヒントを探ったりしたい人

アートプロジェクトの現場の経験は問いません。



5つのスタディは、9月からスタートです。


8月26日(日)申込締切!
お申込・詳細はこちらから。

東京プロジェクトスタディ概要

スタディ1|「東京でつくる」ということ-前提を問う、ことばにする、自分の芯に気づく-

スタディ2|2027年ミュンスターへの旅

スタディ3|Music For A Space -東京から聴こえてくる音楽-

スタディ4|部屋しかないところからラボを建てる-知らないだれかの話を聞きに行く、チームで思考する-

スタディ5|自分の足で「あるく みる 聞く」ために-知ること、表現すること、伝えること、そしてまた知ること(=生きること)-

「東京プロジェクトスタディ」説明会 写真:川瀬一絵
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