スタディ3 「これからのウェブサイトについて考える」|ナビゲーターメッセージ(萩原俊矢)
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現在、参加者募集中(11月15日(月)17:00申し込み締切)の東京プロジェクトスタディ3「これからの Webサイトについて考える ―Webサイトは必要か? できること/できないこととその可能性を探る」。
本プログラムのナビゲーター・萩原俊矢さん(ウェブディレクター)のメッセージをお届けします。
インターネットや Web をとりまく状況は、日々猛スピードで変化しています。
1994年、誕生したばかりのYahoo!には約2万4000件のホームページが手動で登録されていました。それが今では、世界中におよそ18億もの Web サイトが存在していると推定されています。(*1)
それにとどまらず、ソーシャルメディアによって誰もがインターネットに参加できるようになったことで、今では Youtube に1日あたり10億時間分もの映像がアップロードされ、インスタグラムには1秒間に約1157枚の画像が投稿されているそうです。(*2)(*3)
みなさんの存在や活動を、遠く離れた人たちへ伝えるために Web サイトは、きっと今も有用なツールだと思います。権威に頼らず自由に表現ができる数少ないプラットフォームであると考えています。同時に、ただ公開するだけではほとんど誰にも見てもらえない、という厳しい現実もあります。
ひとりの人が一生をかけても見きれないほどの情報がアップロードされ続けている今、私たちはWebサイトづくりとどう向き合うべきなのでしょうか。
この問いに答えがあるのかはわかりません。でも、わたしが日々Webサイトを作る仕事をするなかで考え続けているテーマではあります。
誰に、何を、どう届けるか。そうしたとき、誰に届かないのか。
みなさんがそれぞれのプロジェクトをエモーショナルに進めていく楽しさを大切にしながら、冷静に情報発信を考えられる「指針/モノサシ」を一緒に見つけることができれば、幸いに思います。
notes
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